'For some artists the use of English sounds much nicer and matches the flow of the song better'

December Feature

J-EiMusic, 英語で歌う日本人アーティストたち

バリークリスプ 


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21世紀に入るまで日本の音楽産業は決して今ほど活気に満ち有望なものではなかった。

日本のミュージックシーンの最も顕著なトレンドといえば、英語で歌おうとするアーティスト達。彼らが英語で歌うことを選ぶことによって得られる人気や利益はかなりのものである。日本のバンド、Brilliant Green通称ブリグリはアメリカの「Time Magazine」誌で世界のTOP10バンドの一つとしてノミネートされた。そんなすばらしい日本音楽界の代表者である彼らは、太陽が昇る大地から生まれる新しいアーティストを発奮させ大きくさせる役目でしかない。

1960年代後半から1970年代前半まで西洋音楽の津波が日本の5つの島に押し寄せ、新しい音楽の魅力的な世界を露わにした。その音楽の波は今日の日本にも流れ、ねばねばした納豆(大豆の発酵食品)の糸に巻き込むかのように日本のリスナーたちを引き入れていった。

日本人アーティストは過去の欧米のバンドを基にカバーソングを歌うことが格好いいと思うようになったが、現在では自分たちのオリジナルの歌を英語と日本語を混ぜて歌うことが更に格好いいことだと思っている。

日本の歌にいくつかの英単語を使うことで、それを「かっこいい」(cool)と思う沢山の日本人リスナーだけでなく、日本に興味を持ち、英単語を日本語の歌詞の内容と関連づけることができる世界中のイングリッシュ・スピーカーたちをも惹きつけている。このことが、そのアーティストの音楽を日本と海外の市場両方で売ることを可能にしている。日本人アーティストの音楽の主流を欧米の国々に受け入れてもらうのはとても難しいことであったが、ジャパニーズミュージックの沢山の興味深いジャンル・サブジャンルと、日本で渦を巻くオリジナルのアーティストの存在によって、今日、欧米の世界は彼らが人々の心を奪う場所となっている。

歌の中で最もリスナーに覚えてもらいやすい部分は、たいてい「サビ」の部分や主要なラインである。これらの部分に英語の歌詞を使うことで言葉やその意味はインパクトが与えられ、歌は更に鮮やかになり覚えやすくなる。日本のビジュアル系バンド、Nightmareのギタリストである柩(本名猪狩満男)は「英語の音が音の流れにマッチして更に良い曲を作っているアーティストもいる」と言う。

比較的新しい日本のアーティスト、明星は巧みでなめらかな英語を日本語とブレンドすることによって確実に良い曲を作っている。彼はおそらく日本のJ-Ei Musicのトレンドのシーンで最も優れたアーティストの一人だろう。明星の音楽はジャズの穏やかな要素、エレクトロニック、ロック、そしてアイルランド音楽も少し取り入れた、美しくリラックスした曲調である。彼の初アルバム”Akeboshi”に収録されている”Hey There”という曲は、”Hey there, hey there.”という二つの言葉の繰り返しが覚えやすいコーラスになっている良い例だ。このコーラス部分は覚えやすく、人の心を捕らえる。

明星の歌は日本語と英語、または英語だけで歌われている。彼の最も有名な歌”Wind”(全て英語)は有名なアニメ「ナルト」の第一シリーズのエンディングテーマソングで流れている。

沢山の日本人バンドとアーティストたちは英語あるいはローマ字の名前をつけている。これは日本のCDショップの棚の中で自分たちのCDを目立たせるだけでなく、海外のファンが自分たちに注目し調べることができるようにでもある。英語やローマ字の日本人アーティストの名前は他のバンドのリストの中でも特に目立ち、また、どんな音楽なのか聴いてみたいという気持ちにさせる。

オシャレ系(スタイリッシュ、ファッショナブルという意味)バンドの「アンカフェ」(アンティック珈琲店)はこのトレンドの良い例だ。

彼らの最新アルバム「マグナ・カルタ」の曲目:


01.LOCK ON ☆ザ☆ 御NEW世界

02.スマイル一番 イイ♀

03.NYAPPY in the world 2

04.#*-@☆ピポパポテレパシー☆@-*#

05.メープルガンマン

06.プッシンプリン

07.七色クレヨンで描く光

08.スノーシーン

09.自己愛主義者の未熟な悪魔

10.巡り逢えた奇跡

11.BondS 〜絆〜(Magnya mix)


明らかな英語と日本語のミックスはただ日本語または英語だけで書かれたトラックリストとは違ってとてもおもしろい。日本人アーティストの中には海外に住んだことがある、または現在も住んでいる人もいて、そのような人たちにとっては英語のほうが歌いやすかったりもする。特に宇多田ヒカルやアンジェラ・アキがいい例だ。宇多田ヒカルは欧米にもアジアにも拠点を作ることに難なく成功している。英語と日本語のブレンドで成功した他の有名アーティストは中島美嘉、久保田利伸、平井堅、Sowelu, Love Psychedelico, Miyavi, Cokiyu, Salyuなどがいる。

日本の音楽産業は将来有望で考えるとわくわくする。欧米の世界は熱狂的な興味がどんどん沸いてくるように日本の音楽のおもしろさとユニークさに目を向けだしている。しかし、J-Ei Musicのトレンドの一番おもしろいところは、日本人が自国のアーティストに積極的な関心を再び示すようになってきたということだ。自国の人々の大きなサポートは、日本の音楽産業をうまく欧米の世界に浸透させ、成功するための重要なカギであるだろう。


語注: J-EiMusicとはJapanese-Eigo (日本語‐英語)音楽


特集したアーティストたちのウェブサイトはこちら:

http://www.akeboshi.com

http://www.ancafe-web.com

http://www.cokiyu.net

http://www.o-re-sa-ma.com

http://www.lovepsychedelico.net

http://www.sowelu.info

http://www.kenhirai.net

http://www.toshikubota.com

http://www.mikanakashima.com

http://www.toshiba-emi.co.jp/hikki

http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/AngelaAki

http://www.ken-on.co.jp/tbg/index.html

http://www.salyu.jp

http://www.nightmare-web.com

 

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