'Japanese films are uniquely different from Western cinema'

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TOP 30 JAPANESE FILMS

By Barry Crisp


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私の趣味の一つは、様々なジャンルの日本映画を見ることだ。以前はアニメに夢中だったが、子どもが何でもすぐに飽きてしまうように、私のアニメへの興味も薄れてしまった。だがその代わりに、「Lily Chou Chouのすべて」がきっかけで、日本に対する興味と情熱が湧き上がった。 この映画に誘惑されたのだ。この映画を見る前、仕事場で昼食をとろうとしている時に、誰かがテーブルに地下鉄の駅で配っているフリーペーパーをおいていった。普段はわざわざそれを座って読むようなことはしないが、この時はたまたまそれを手に取り最新映画情報ページに目を通した。映画のタイトルと簡単な紹介が書かれているだけだったが、私はそれに読み入ってしまった。

日本映画は欧米の映画と比べてユニークな違いがある。人々の感情の関係、彼らの周りの人、そしてそのまわりの環境はどの日本映画にも共通して存在するテーマだ。それぞれの映画から日本や一般的な日本の生活について何かしら新しい発見がある。私が今までに見た映画の多くはすばらしい知性、知識、哲学が具体化されてスクリプトによく現れている。

ここで紹介する映画30作品の中には見たことがあるものもないものもあると思うが、全て見る価値がある映画であるということを信じてほしい。少なくとも、私にかなり影響を与えた作品たちである。(ジャンルはそれぞれ違い、比べる基準もないため、この順番は好きな順番ではなくアルファベット順に並べてある。)







1. Akira、アキラ 1988

大友克宏監督作、人々に大きな影響を与えた史上最高のアニメ映画。このアニメの成功がきっかけとなり、日本のアニメは欧米で一躍人気になった。大友監督が以前のアニメでは使われたことのない製作技術を使ったという意味でも、これは革命的なアニメ映画だったと言える。


2. All About Lily Chou Chou、リリイシュシュのすべて 2001

岩井俊二監督の、日本のティーンエイジャーの生活を描写した革新的で刺激的な映画。Salyuの魅力的な音楽、美しい映像、構成、深刻な問題への巧妙なアプローチはただただすばらしく、最高の日本映画の一つと言える。



3. Battle Royale, バトル・ロワイアル 2000

深作欣二監督による、日本でも論争をよんだ衝撃的な映画。生徒たちが大人の権威に対する敬意を失っていた頃、それを回復するために政府がバトル・ロワイヤルというゲームを行った。1学級のクラスの生徒が無人島に連れて行かれ、それぞれに与えられた武器で最後の一人が残るまでお互いを殺し合わなくてはいけないというルール。映画自体はクラシックで、意外と笑って見られる。


4. Be With You, いま、会いにゆきます 2004

エモーショナルで心温まるファンタジー恋愛映画。土井裕泰監督が失った愛と生まれてくる愛というテーマを魅力的に表現している。美しいテーマソング「Be With You」は余韻として心に残る。



5. Death Note, the movie 1 & 2 (last name)、デスノート 2006

大場つぐみ原作、小畑健作画の有名なアニメ漫画を映画化した最高のアニメ映画。追いつ追われつというストーリーライン、美しいイラストは、視聴者を釘づけにする。金子修介監督は原作を忠実に映画で再現している。主人公の夜神月が、誰かの名前を書くとその人は死ぬというノートを見つけたその瞬間、彼の人生は変わってしまった・・・。


6. Dolls ドールズ 2002

景色、コスチューム、映像が美しい北野武監督の人気映画の一つ。北野自らが出演していない唯一の作品でもある。この映画は象徴的で、また、文楽劇場のスタイルを取り入れた3つの話で構成されている。



7. Ghost in the Shell 1 & 2 (innocence) 攻殻機動隊 1995, 2004

押井守監督によるこの作品は美しいアニメーション、深く哲学的なストーリー、川井憲次プロデュースの心に訴える音楽など魅力が詰まっている。また、この作品は「アキラ」と共に、後日キアヌ・リーブス主演の映画『マトリックス』などにも影響を与えたといわれている。 必見!


8. Grave of the Fireflies 火垂るの墓 1988

今までで一番人々に影響を与えた反戦アニメ映画。監督は高幡勲、スタジオジブリ監修の下で製作された。世界大戦の終戦間近の頃、孤児である兄妹が必死に生きようとする姿を描く。心に強く訴える作品だ。



9. Gohatto (taboo) 御法度 1999

新撰組に息を飲むような美貌の少年、加納惣三郎が入隊したところから話は始まる。大島渚監督は新撰組の強さ、勇ましさに焦点を当てている。 音楽は坂本龍一がプロデュース。土方役の北野武にも注目したい。


10. I Just Didn’t Do It、それでも、僕はやってない 2007

1996年の「シャルウィダンス?」から10年ぶりの周防正行監督作品。日本の裁判が「痴漢」という社会問題をどのように扱っているのかを批判的な視点で描いている。美しい音楽とは裏腹に、視聴者は怒りを覚えるだろう。とても力強い作品である。



11. Ikiru (to live)、生きる 1952

黒澤明監督作品の中でも最高と言えるものの一つ。ある日主人公は、自分が末期の胃がんに罹っていてあと1年も生きられないことを知る。その日から彼の生き方は大きく変化し、自分の人生について自問するようになる。 とても内省的で感情的な作品だ。


12. Kikujiro、 菊次郎の夏 1999

北野武のすばらしい映画の一つ。夏休みに母親探しをする菊次郎という少年の話。笑いの中にも懐かしい温かさとほろ苦い切なさで快い涙を誘い、また新たな衝撃を与えるだろう。久石譲の音楽はこの映画をとても心に残るものにしている。



13. My Neighbour Totoro、となりのトトロ 1988

世界的な注目を浴びる宮崎駿監督による、メイ、姉のサツキ、森の守り神トトロとの交流を描く美しいストーリー。想像、ユーモア、愛が詰まった不思議な世界に魅了される。


14. My Neighbours the Yamada’s 、 ホーホケキョとなりの山田くん 1999

こちらも高幡勲監督作品。「蛍の墓」とは打って変わり、日本社会のある普通の家庭を描いたこの作品では視聴者を笑いの渦に巻き込む。



15. Naruto the movie 2、ナルト 2005

岡本天斎監督による、日本で大きなヒットとなった「ナルト」に続く第二弾。原作は岸本斉史作のマンガで、テレビアニメにもなっている。2作目をリストにのせたのはただアクションやストーリーが1作目よりも優れているからだ。特に子どもが楽しめる作品だろう。


16. Ninja Scroll, 獣兵衛忍風帖 1993

川尻善昭原作・脚本・演出による時代劇エンターテインメントアニメ作品。龍宝玉をめぐって忍者が戦うというストーリー。海外でのアニメファンに特に高い評価を受けた。



17. Nobody Knows、誰も知らない 2004

是枝裕和監督作品。4人の子どもの母親が失踪し、過酷な状況の中幼い弟妹の面倒を見る長男の姿を通じて家族や周辺の社会のあり方を聴衆に問いかけるという実話に基づいた映画である。主演の柳楽優弥が2004年度のカンヌ国際映画祭において日本人として初めての最優秀主演男優賞を獲得したことで大きな話題を呼んだ。


18. Picnic、ピクニック 1996

3人の精神異常患者が閉塞された場所から逃げ出し、地球の最後を見るために塀の上を 散歩に出かける。『 Lily Chou Chouのすべて』に続く、岩井俊二の優れた作品。



19. Ping Pong、ピンポン 2002

最も笑える日本映画のひとつ。「タイタニック」の映像をも手がけた曽利文彦監督による、対照的な2人の高校生卓球を通して経験するそれぞれの青春、挫折、栄光、友情を描いた作品。天真爛漫でスポーツ万能のペコと、自閉気味で卓球の試合には全く興味がないスマイル。2人ともとてもいい味を出している。


20. Princess Mononoke、もののけ姫 1997

こちらも宮崎駿監督作品。タタリ神に呪いをかけられた少年アシタカがその呪いを解くために旅立ち、やがて神々の神である「獣神」(シシガミ)を倒そうとする人間達の壮絶な戦いが始まる。そこでアシタガが会ったのが狼と共に生きるもののけ姫だった。この作品には宮崎監督による無限の想像の世界が広がっている。



21. Shinning Boy and Little Randy、星になった少年 2005

「誰も知らない」で一躍注目を集めた柳楽優弥がここでもすばらしい演技を披露している。象と会話ができる少年が自分の意志でタイに留学し、象使いの道を志す。実話がもとになった、とても面白く感情に訴える作品である。


22. Shouting/Crying Out Love, In the Centre of the World、世界の中心で、愛を叫ぶ 2004

Isao Yukisada監督による、とても切ないが見る価値のある映画。ティーンエイジャーの2人が恋に落ち、秘密と想いを吹き込んだテープを交換する。10年後、成長した男の子は彼女の声が吹き込まれたテープを見つけ、その言葉が彼にフラッシュバックを引き起こす。



23. Spirited Away、千と千尋の神隠し 2001

宮崎駿監督の作品の中でおそらく最も有名なアニメ。千と千尋の神隠しは沢山の賞を受賞している。見ればその理由が分かるだろう。宮崎監督は自分の想像の世界をこの映画の中に繰り広げている。不思議な世界に来てしまった千尋は、自分が両親を助けるために、油屋の下働きとして働きながら、様々な出来事に懸命に立ち向かう。家族みんなで楽しめる映画だ。


24. Steamboy, スチームボーイ 2004

「アキラ」の監督、大友克宏によるアニメ映画。日本のアニメの中で最も高い製作費用をかけて作られた。大友の作品はもはやアニメのレベルを超えている。レイ・スチームがロンドンを崩壊から守るストーリー。



25. The Ring、リング 1998

少なくとも1作品はホラー映画もリストにいれるべきだろう。この作品は中田秀夫監督による、日本や欧米で最も人気があったミステリー・ホラー映画のひとつだ。ここではあえて内容の紹介はしないので、恐ろしい貞子をとりあえず見てほしい。


26. Tokyo Godfathers, 東京ゴッドファーザーズ 2003

有名な「パーフェクトブルー」、「妄想代理人」などを手がけた今敏監督によるアニメ映画。生まれたばかりの赤ちゃんが捨てられ、3人のホームレス(家出少女、オカマ、中年の男性)に発見され、そこから冒険が始まる。大いに笑える作品である。



27. Toni Takitani、トニー滝谷 2004

主人公のトニーは、変わった名前のせいで日本社会になじむことができず、孤独な幼少時代を過ごすが、ある時一人の女性に恋をし、孤独の恐ろしさを知る。この映画は村上春樹の本をもとにしており、音楽は坂本龍一がプロデュースしている。市川準による象徴的な作品。


28. Twilight Samurai, たそがれ清兵衛 2002

山田洋次 監督のこの作品は、江戸末期、二人の娘と老母の世話に追われ、身なりもみすぼらしい平侍の井口清兵衛の話である。国内において群を抜く数の映画賞を受賞したほか、アカデミー賞において外国語映画賞にノミネートされるなど海外でも高い評価を受けた。



29. When the Last Sword is Drawn、 壬生義士伝 2003

滝田洋二郎監督。時代設定は江戸時代が終わり、明治の御代となってのちの話。友情、貧困、家長制、そして愛にまつわる本当に美しい映画である。こちらも必見!


30. Zatoichi、 座頭市 2003

こちらも北野武監督作品。座頭市は謎の盲目のやくざが小さな町を開放するために活躍した話を描いた時代劇である。戦いのシーンはとても美しくおもしろい。そして、誰も予想しない驚きのエンディングが待っている。

 


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